『EdTech Night! 第1夜』に参加しました
はじめに
教育とIT というテーマについて語り合う『EdTech Night! 第1夜』に行ってきました。自分自身、英単語を語源で学ぶ Gogengo! というサービスを運営していることもあり、とても興味のあるテーマです。
当日の公演のメモや感想を書きます。
開会のあいさつ
- このイベントの意図: 業界全体を変える契機に
- EdTech 市場は 2010年 -> 2015年 で 6兆円から10兆円にのびる見込み
LT
レアジョブ 中村さん
- 日本人1000万人が英語を話せるように
- レアジョブの目的・成長・仕組み・デモ
ベストティーチャー 宮地さん
- オンライン学習のメリットとデメリット(強制力・人に会えるかどうか・お金の流れ)
- Best Teacher 紹介
- 話したい会話文を作成するサービス
LOUPE 浅谷さん
- SENSEI NOTE: 先生を支えぬく/先生のつながりをつくる
- きっかけは教師になった友人との再会
- 一人の先生は1000人の生徒を教える
mana.bo 三橋さん
- 生徒がいつでも質問できるようなサービス
- 数式のリアルタイムグラフ化
パネルディスカッション1: Leading companyが考えるIT教育の未来
- スタートアップの視点で: 何が起きるか、どう変わるか、教育の姿
- マイクロソフト 砂金さん
- NTTドコモ 伊能さん
- ベネッセコーポレーション 高橋さん
パネルディスカッション2: EdTechで起こす教育イノベーション
- スマートエデュケーション 池谷さん
- 子ども向けの教育コンテンツ
- 事業をはじめた経緯
- EdTech の効果
- 読んだ絵本などから、どういう趣向があるかを分析し、それにあったコンテンツ提供を
- 自分の子供がどんなふうに学習しているのかを知れる
- EdTech の課題、ハードル
- たとえネガティブな意見があったとしても、まずは認知してもらうことが大事
- quipper 横井さん
- 大阪大学 岩居さん
- ドイツ語の教授。iPad を活用したドイツ語の授業
- 恩師がビデオカメラを持ってきてそれがきっかけで今の授業スタイルに
- EdTech の効果
- EdTech の課題、ハードル
- いい方法をやっても、それを伝えていく広げていく共感してもらっていくのが難しい
- MOOK の登場で人の限界を感じたりもする
- モチベーションの維持: できるの積み上げ。たとえば、ワークショップで、今日わかったことを話し合うなど
- ドリコム 石井さん
- ソーシャル・ゲーミフィケーション・データ分析して学習の最適化
- えいぽんたん
- 新規事業を考える場で教育事業のアイデアがでて参入
- EdTech の課題、ハードル
- 学びを続けられない人に続けられるような仕組みづくり
- 学びや塾などのスキマを埋める
- モチベーションの維持: ゲームなど別の要素で興味をもたせる
懇親会
多くの方々にごあいさつしてお話ししました。とても有意義な場でした。
感想
会場は300人をこえる参加者でうまり、立ち見の方もいるほどでした。
発表者は、ベンチャー・大企業・大学の教授といった、多種多様な方々でした。教育業界をさまざまな角度から見ることができ興味深かったです。それぞれの立場の本音と感じる発言が飛び交い、すごく刺激になりました。
デジタルとリアルをバランス良く、いいとこどりをして教育づくりをしていくことが、大きなテーマの一つだなあと感じました。
教育への熱を感じるエキサイティングな場でした。参加してとてもよかったです!