『英語耳』松澤喜好さん、『日本語と英語をつなぐ』すずきひろしさん、『Gogengo!』角掛拓未のコラボ企画、『語源の広場』を公開しました
はじめに
このたび新しいコンテンツとして『語源の広場』を公開しました。
語源が好きな松澤さん、すずきさん、角掛の三名が集まって実現しました。
『語源の広場』とは
『語源の広場』は、お互いの文章やイラストを持ち寄って一つにしたコンテンツです。様々な視点が合わさって多角的に英単語を学ぶことが期待できます。
効率よく学べる『黄金の語源』、『黄金の接頭辞』、そしてそれらを体系的につなぐ『語源の窓』で構成されています。
『語源の広場』ができるまで
松澤さんとは英語学習のコミュニティである MPP で 2016 年に知り合いました。お互いに語源が好きということもあり話がはずみ、時々お会いして話すようになりました。2016 年 9 月には、当時松澤さんがアルク社のサイトに掲載していた『語源辞典』を Gogengo! へ提供いただくことになりました。松澤さん本人も『語源の広場』で当時の『語源辞典』のことをふりかえっています。自分は、松澤さんの『語源辞典』を読んで語源を学んできたので、こうやって一緒にコンテンツをつくれるのは、夢のようで感慨深いです。
松澤さんとお会いするなかで、すずきさんを紹介いただきました。すずきさんは『日本語と英語をつなぐ』や『おとなのための英語塾』を主催されていて、『イメージと語源でよくわかる 似ている英単語使い分けBOOK』を出版されています。2016 年 7 月に初版が発行され、販売数か月で一万部をこえ第四版が決まっています。すずきさんのイラストは英単語のイメージに直結しているので、ダイレクトに想像できます。また、はるか昔までさかのぼって言葉を研究されていて、お話しを聞いていてとても刺激を受けています。
そうして松澤さん、すずきさん、角掛の三人で定期的に会って話をするようになりました。「何か一緒にやりたいね」となり、いくつかのアイデアを検討して、「お互いのコンテンツを集めてみるのはどうか」となり、このたび『語源の広場』という形になりました。更新し続け、よいものにしていけたらと考えています。
『語源の広場』の名前の由来
『語源の広場』というタイトルは自分が付けました。色々なコンテンツがあるので、わいわいしているイメージを出したくて「広場」という言葉を選びました。ID や URL が gogen-wisdom となっているのは、三人が集まっている Facebook グループの名前が『三人そろえば語源の知恵』だったので、その名残となっています。タイトルの候補として『語源の知恵』もありましたが、『語源の広場』のほうがわくわくする感じがあるなと思い、『語源の広場』を選びました。
さいごに
Gogengo! をリリースしてから今までの八年間は、だいぶ孤独にやってきました。語源のコンテンツをつくる人は周りにはいませんでした。こうして同じことをしている仲間と出会い、話をしていると、大事な部分では共感でき、着眼点の違いは発見があり、とてもたのしい時間です。Gogengo! の方向性としても、これでいいんだな、と思えます。
『語源の広場』をよろしくお願いします。