お知らせ
arumons さんに誘っていただき、Socketstream バージョン 0.1.8 の README を共訳しました! 日本語版の README はこちらからご覧になれます。
8月28日(日)に 0.1ブランチへの pull request が acceptされました。今回 pull request する際に『GitHubへpull requestする際のベストプラクティス - hnwの日記』を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
自分なりの翻訳の心得
アジャイルサムライの共訳や今回の SocketStream README の共訳で、自分が翻訳するときに大事にすることが色々とでてきたのでダンプします。
- 一般的に(もしくはそのドメインで)使われていない単語は使わない
- 直訳よりも日本語としての読みやすさ/わかりやすさを重視する
- 読みやすいように接続詞を適宜付ける/除く
- 読みやすい語順にする
- 伝えたい語順にする
- A という仕組みで B を実現しています
- B は A という仕組みで実現されています
- 漢字をひらがなにするかどうかは読みやすいかどうかで判断する
- など/等:前につくのが漢字なら前者、ひらがななら後者が読みやすい気がする
- 同じ表現でも「固い」表現と「やわらかい」表現を使い分ける
- Aを利用可能です/Aを利用できます/Aを使えます/Aをつかえます
- 表記は統一する(ユーザ/ユーザーなど)
- わかりやすい列挙にする(文章、文章、文章, 単語・単語・単語)
- 主語は日本語なりの頻度にする
- 英語と日本語の間には適度に半角スペースを入れる
- !や?の後は全角スペースを入れる
もっといい感じにまとまったらこれについてエントリを書くかもしれません。また、日本語の書き方を学ぶには『日本語の作文技術』がオススメです。
訳すのが難しかった表現
あとで見返して参考にできるように、訳すのが難しかった表現を書いておきます。
最後に
arumons さん、よい機会をいただきありがとうございます。SocketStream、Node.js、とにかく高速な Webアプリケーションに興味がある方はぜひ読んで試してみてください :)