『ザ・ゴール コミック版』を読んで
問題解決の考え方の一つに TOC というものがあるのですが、どういったものか知りませんでした。知り合いのコンサルの方に TOC を学びはじめる取っ付きやすい本がないか聞いたら、『ザ・ゴール コミック版』を教えてもらいました。
オリジナルの『ザ・ゴール』は小説で長いらしいですがコミック版は 1時間ほどでさくっと読めました。
TOC の考えの段取りは、
- step1. 制約を見つける
- step2. 制約をどう活用するか決める
- step3. step2 の決定をその制約以外すべてに従わせる
- step4. 制約の能力を高める
- step5. 制約が解消したら step1 に戻る
なのですが、漫画でその段取りをどう活用するかが描かれていました。
本編は製造の現場にどう TOC を適用するかという話ですが、スマホアプリの開発におけるプロジェクトの進め方など、様々な問題領域に応用できる考え方だなと思いました。プロセスやコミュニケーションを最適化するための視点を増やしたい方にオススメです。